海外での普及率が高い低用量ピルですが、最近では日本人女性たちの間でも話題となっています。その理由の一つとして「避妊薬」と思われがちなピルに実はそれ以外にも様々な効果効用があるということが広まったという背景があります。そして更に、最近ではそのピルを通販でも購入できるようです。薬局にも売っていない薬を通販するとは一体どういうことなのでしょうか。
経口避妊薬は女性ホルモンが含まれた錠剤を服用することで女性ホルモンを増やすことによって一種の妊娠したような状態として妊娠を防ぐというものです。
作用としては排卵の抑制や子宮頸管の粘液を変化させ精子の侵入を防ぐ、また受精卵の着床を防ぐといったものです。
経口避妊薬はピルとも呼ばれますが、ピルは英語の錠剤を意味しますが海外でも経口避妊薬のことをピルと呼びます。
ピルにもいくつかの種類がありますがその中でも一般にピルと呼ばれるのが低用量ピルです。
低用量ピルはその名の通り含まれている女性ホルモンの量が少ないものです。
ホルモンバランスが乱れるとさまざまな副作用がでてしまいますが、避妊に必要な最小限の量を含むことで副作用を最小限に抑えたものが低用量ピルです。
このため昔の経口避妊薬と比べて安全性に優れます。
低用量ピルを手に入れる方法としては産婦人科などで処方してもらうのが日本国内で正規の方法で手に入れることができる唯一の方法です。
これは低用量ピルは処方せん薬であるため通販はもちろん薬局やドラッグストアでも購入することができません。
しかし、薬は処方せん薬であったとしても、なんらかの方法で手に入れること自体は違法ではないことです。
インターネット上で低用量ピルを扱っている通販サイトが多く見られますが、これらは海外で販売されているものを個人輸入という形で販売しているものです。
いわゆる個人輸入代行業者と呼ばれるものでその販売システムそのものは違法ではなく、海外で販売される薬を購入することができます。
特に低用量ピルなど健康保険が適用できない薬の場合には全額自己負担になるため病院で処方してもらうとなるとそれなりの費用を支払わなければなりません。
その点で、海外から個人輸入で手に入れることができれば、費用を大幅に抑えることができますしまたジェネリックを使えばさらに費用を抑えて低用量ピルを手に入れることができます。
いくら安く買えるといっても、初めて低用量ピルを使用する人は通販でいきなり購入することは安全面の観点から見てもおすすめ出来ません。
1度使用したことのある低用量ピルは通販で買うのが良いと考えるべきでしょう。
個人輸入というシステムはまったくの違法ではないものですが、違法となるものもあります。
ただし違法とされるのは販売した場合であり個人が使用する分には罪に罰せられることはありません。
反対に購入して誰かに販売をするといった場合には罰せられます。
また個人輸入にしても海外から輸入できる医薬品は限られており、向精神薬などの場合には禁止されていますが、低用量ピルはその該当にはありませんから個人で使用するぶんには購入しても違法ではありせん。
また一度に購入できる量は1ヶ月分とされていますが、実際のところそれ以上の量を購入しても問題ありません。
いずれにしても自己責任で購入することになるため違法適法よりも安全性の方が問題になります。
個人輸入をするには個人輸入代行業者を利用することになりますが、あくまでも現地の病院や薬局などのルートから購入してそれを発送してくれるだけのサービスです。
このため販売者は専門家であるケースは稀で偽薬が含まれるリスクがあります。
日本では医薬品の管理がしっかりとなされていますが海外、特に東南アジアでは管理されていないことも多く実際に偽薬も流通しています。
このため偽薬が送られてくるリスクがあります。
このため信頼できる個人輸入代行業者を選ぶことが重要になります。
個人輸入業者の中には成分を第三者機関に検査を依頼して信頼できるルートからのみ購入しているところもあります。
これらの輸入代行業者を使えば正規品を購入することができます。
ただし正しい薬であっても偽薬であっても何らかのトラブルが生じても購入者がすべて自己責任を負うことになるため、特に口コミで良い評価のある業者を選ぶことも安心した低用量ピルを手に入れる上でのポイントになります。